母が書いた言葉

母の次なる入居先となる介護施設への申込みの為に、
レントゲンと心電図のチェックを受けに母を小諸市内の病院に連れて行った。
久し振りに行った総合病院では、やはり予想以上に待たされた。
どんなに体が不自由だろうと優先される事はない。
だって、ここには同じように不自由な人や体調の悪い人が集まっているんだもの。
所要時間は約2時間。その間に母のオムツを2度交換した。
離れて暮らしながら、いつか同居も出来ればと安易に考えていたけれど、
やはり常に誰かが付いていなければ難しい事を実感させられた。

施設の壁に貼られていた母の習字。
利き手だった右手を不自由にしながらも、左手で書いたのだ。
「左利きなので筆字は書けません」と言ってる自分が恥ずかしい。
その上、母は日課のように折り鶴を片手で作り続け、
被災地などへ千羽鶴を送り届けたりしている。頭が下がる。
何よりも今日は、母の書いた言葉が何故か僕の胸に突き刺さった。
この日初めて見た訳でもないというのに…




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