世も末
自由になったと思ったら早朝から番組出演に大忙しで、疲れたりしないかな?
DNA鑑定により足利事件の犯罪者として投獄され、
17年後に再度行われたDNA鑑定によって、菅家さんは無実を証明された。
現在のDNA鑑定の精度は4兆7000億人に1人らしいが、
当時の科警研 (警察庁科学警察研究所) のMCT118型という検査法の精度は
1000人に1、2人レベルだったという。場合によってはもっと低いという説もある。
宝くじよりも犯人にされる確立の方が高かったという事だよね?
それも鑑定に使われた下着は一晩も川の流れにさらされていて、
鑑定には不適格な資料だったという情報もあるじゃないか。
釈放後に菅家さんが語る、当時の警察の取り調べ方も20年前とは思えないよ。
まるで大昔のドラマや映画で観たような非道な取り調べ方だ。
菅家さんの17年もの人生を奪ったこの件について、
警察、検察側には何も罪を問われないのだろうか?
証言の調書もつじつまが合わせにねつ造してたって情報もある。
菅家さんが最後まで諦めなかったから、再鑑定は実現されたけれど、
これだけ長年に渡って再鑑定を受け付けなかった裁判所もどうかしてる。
「持ち込まれた毛髪が菅家さんのものかどうか信頼性がない」
そんな事が言えて、当時の警察・検察側の言い分だけは信じられたというのか?
善人ぶった悪魔は一体どれだけいるって言うんだい?
でも当時のレベルのままのDNA鑑定だったら、同じ結果しか出なかったのか…
DNA鑑定の精度の進歩がなかったら、冤罪の証明も不可能だった。
それにしても、菅家さんの冤罪が証明された事だけでなく、
菅家さんの人生を奪ったのは誰なのかを明らかにして欲しい。
裁判員制度の施行によって、こういった誤った裁きが無くなればいいんだけどね…
こんな時に皮肉にも警察官のひったくり事件が報道されていた。
それを取り押さえた2人の高校生のコメント…
「捕まえる側の人が捕まるなんて信じられない」
「世も末だなと思った」
この時期での彼の素朴な言葉に、思わず笑わされてしまいました。
「ニャルホランド・ドライヴ」更新しました!






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