文才を育む温泉宿

9月26日発売の『八戒(Huck-eye)』の取材&写真撮影で神戸へ。
タクシーに乗り、20分ほど走って向かった先は有馬温泉。

今回は 陶泉 御所坊 という宿で「文豪プラン」を体験しようという企画。
この宿は創業800年の歴史を持ち、震災の被害後にリニューアルされたようで、
古さを活かしつつ近代のセンスを取り入れた、言わば新古折衷旅館。

写真情報は 御所坊のサイトで確認するのが良いかと思います。
とても大人な宿って感じがしたな。
というか、有馬温泉の街並み自体がとても落ち着きと気品があるという気がする。
おっと、本誌よりも情報を多く書いてしまいそうだぜっ…

嘗て、谷崎潤一郎が『猫と庄造と二人のおんな』
恐らく僕が用意して頂いた二階の部屋がそうだったのではないだろうか?
ここで谷崎文学を読むのも良し、或いは第二の谷崎を目指すのも良し…
そうだな…、タイトルは『僕と女房と二匹のおんニャ』かな?

夕食の席で、終盤に出てきたみそ汁の中身が大胆ダイナミックだぜっ!
味覚だけでなく、視覚も楽しませてくれるって、素敵なお持て成しだね。
この二つを両立させた料理が出てくる宿って、そうは見つからない。

でもね、食後にこの宿から外に出ても、他の店はローソンぐらいしかないんだとか。
なので、この宿の中にあるバーで飲み直したのさ。
外の店でハメを外したい旅行者の方には有馬温泉はお勧めしません。
というか、有馬温泉がお呼びでない?


| 観光 | 23:59 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑
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