25年前から奄美経由で繋がっている縁

先月、中村達也氏が出演するライヴハウスを間違った場所に行ってしまい、
(参考日記:「キネマ倶楽部は二つある」2008.07.12)
今日こそは見逃してはならぬと下北沢のBASEMENT BARヘ。
この日は遠藤ミチロウさん率いるバンド、M.J.Q の
『M.J.Q presents 天罰なんかクソ喰らえっ!!! vol.6』という企画ライヴの日。

今回、達也氏はSANDADAというバンドで登場。
「では、ここでメンバー紹介します! 」
左から、中村達也 (dr)、松崎太 (ba)、ラピス (gt)、ヤッチン (sax) [敬称略]
達也氏曰く、梅ヶ丘保育園で知り合った とうちゃんバンドと言ってたけど、
確かに子連れのお客さんが意外と多かった気はしたけど、
サウンドはちっともアットホームではなく、アバンギャルドでクールだったぜ。
てっきり、アマチュアのバンドにお付き合いしてるのかと思ったら大間違いだった。
まるでギター仙人のようにカッコ良かったラピスさん、
何処かで見た事あるようなと思って調べたら、フリクションの方じゃないですか!
でなかったら、ミチロウさんのバンドと対バンになる訳ないか~
そう言えば、7年前に奄美に向う飛行機の中で18年振りに邂逅(カイコウ)したという、
ミチロウさんと達也氏は、今でもこうして音楽の交流が続いている訳で、
そんな事を確かめに奄美に行って来たような僕は、
その10日後に当事者に再会しているという因縁的なミラクルを実感した。
先月、間違わずに鴬谷のキネマ倶楽部のライヴを観に行ってたら、
恐らく、この場所には辿り着いてなかったような気もする。
ライヴの終了後に、奄美の不思議についてまた語り合ってしまった。
そう言えば、気のせいか奄美から帰ってから、勘が冴えているような気がしてるんだ。
これから起こる事が、数秒前に予感されて、それが的中したりしてる。
別に特別なものを見てきた訳でもないんだけどね…
M.J.Q のライヴを観ながら、ザ・スターリン時代の「共産党宣言」という曲を思い出し、
さすがにあの曲はもう演奏しないのだろうかと思った瞬間に始まったから驚いたよ。
「万国のプロレタリアートよ、団結せよっ!」
こんな言葉が懐かしいと思う時代になってしまってるんだよな…
世の中、ちっとも良くはなってないんだけどね…
「全国のアクターよ、団結せよっ!」
なんて言いたい瞬間も時々あるんだけどね…
25年前、レーニンやマルクスとかに興味を持っていた僕は、
何故ミチロウさんが「共産党宣言」を歌っているのかどうしても知りたくて、
ザ・スターリン『虫』ツアーの松本のコイケ楽器でのライヴを観に行って、
そのライヴ終了後に、待ち伏せし、メンバーの乗ったワゴン車を尾行し、
彼らが打上げに入ったお店にドキドキしながら後から入り、
本番を終えて穏やかになってたミチロウさんと話させて貰った事があったんだ。
そこに20年後に出逢う中村達也氏がいたなんて、知りもしないでね…
やっぱり、運命って、あるんだろうか?
それにしても、なんで男ばっかし?


| 音楽 | 14:46 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑
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