セリフ覚えのサジ加減

緒方明監督(写真右)『のんちゃん のり弁』の現場に行って来ました。
昨年の新作『ワンピース』上映会の打上げで初めてお逢いし、
今回、緒方組初出演と相成りました。
初めての緒方組というのもあり、ちょっとナーバスになってたかな?
現場に入ってから、本隊が遅れていると言われて待っていた時間でも
いつになく、セリフの稽古を何度もやっていたような気がする。
でも、真面目に稽古したからといって、現場が上手くいくとは限らない。
まず現場に入ると、日が落ちてしまいそうだと照明部が焦っていた。
時間が無いというプレッシャーを与えられ、テストを何度か繰り返していると、
監督からセリフの一部変更を指示された。
どうって事はない、敬語の言い回しを排除してくれとの指示だった。
ところがどうだい、覚えたセリフが癖になってしまってて、
指示されたセリフが、つい元の敬語に戻ってしまう。
「惜しいっ!もう一回!」
と言われながら、3テイクほど回ってしまっただろうか?
セリフを覚えてないのは問題外だが、
セリフを覚え過ぎてしまうのも、こんな時に仇になってしまう。
記憶力、瞬発力、柔軟さが毎日のように試される。
あぁ、いつまで続けられるのだろうか?

この映画の脚本は昨年の『ワンピース』も一緒に作った、鈴木卓爾氏。
初日という事で、一日中現場に同行してたみたい。
食えない時から一緒だった仲間と仕事で逢えるのは何よりも嬉しい。
脚本家が、それも友人が、眠る時間も惜しんで書いたセリフを、
見られてれば尚更、一字一句間違わずに演じたい…、と思ってやってた。
あぁ、なるほど…。友人とは言え、脚本家に見られているってのが、
友人が来ている安心感を超えて、更にプレッシャーになってたのかも…、つって。
いつか鈴木卓爾監督の本編に出演させて貰う日を楽しみにしてるよん!


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