女神の声を生で聞く
マネージャーからはリハーサルだと聞かされて、
前日にセリフを覚える作業をしてたので、拍子抜けしてしまったぞい。
ところが先月に撮影済みの雪景色のシーンのところで、
「ここは撮影済みだけど、続けて読もうか」と監督。
でも確か、このシーンは改訂されて芝居が変わってた筈だった事に気付き、
「すみません! このシーンの改訂のセリフ、憶えてません!」
「じゃあ思い出して、やってみようか~」
機転を利かせてくれたスタッフが改訂版のセリフを出してくれて、
「あぁ~っ!今思い出しました!」
「お~、そうか!」
ところが主演の緒形直人さんも
「すみません、僕も思い出せないんですが!」
彼のその一言は見事なオチを取ってました。
本読みの席で改めて感動してたんだけど、
薬師丸ひろ子さんと本読みの席を共にさせて頂くのは今回が初めてなんだ。
嘗て国鉄職員時代に彼女が主演の『メイン・テーマ』(1984) の
相手役の一般公募に応募したものの、全く相手にされなかった僕にとって、
その20年後に彼女と同席で本読みをしてるなんて夢のようさ…
皆が台本に目を落として読み合う本読みの席は音とイマジネーションの世界。
薬師丸さんの声を耳だけで聞いていて、
言葉が美しいだけでなく、言魂が美しいのだと改めて感じたよ。
緒方さんとの情感のあるシーンでは、聞いてるだけでも涙が出そうになってしまった。
あぁ、早くこの作品が何であるか皆さんに知らせたいねぇ~


| 仕事 | 23:03 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑
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