お客様はサカサマです。
映画を観貯めしておこうと思い立つ。
「リトル・ミス・サンシャイン」を観ようと渋谷のアンジェリカに。
入場すると程よく客席が埋まっており、前方席しか空いておらず、
その中央あたりに座っていた男性の一つ空けた隣りに座る。すると
「すみません、そこに人が来るので、もう一つ横にズレて貰えませんか?」
とその男性が言う。
「え?そうなんですか…」
でも言う通りにしたら僕の座る場所はスクリーンの脇あたりになってしまい、
とても見辛くなってしまう。
仕方がなく、その列は辞めて、すぐ後ろの列に人を掻き分けて入れて貰い、
その男の真後ろに座った。
上映が始まる頃にその男の真横にはカノジョらしき女性が来たのだが、
僕が退かされた席には上映が始まっても結局、誰も来る事はなかった。
おそらく、その男のカノジョの真横に人が座って欲しくなかっただろう。
カノジョに対しては彼なりの粋な計らいだったのかもしれないが、
こちらとしてはちょっと不愉快だったな。

と言ってやりたかった。
そして、映画はとても素敵だったというのに、
その男は製作者に対する敬意も無く、クレジットロールで立ち上がるような奴だった!
自由席は勝手な客の陣地争いになるので、指定席制の方がいいのかもな。
「リトル・ミス・サンシャイン」の余韻だけで今日は過ごしたかったのだが、
鶴橋康夫監督の「愛の流刑地」も白馬に行ってる間に終わってしまうと思い、銀座シネパトスへ。
ここは地下鉄の音が聞こえてしまい、環境的に不利な劇場なのだが、
この作品に於いては主人公の家が電車が見える場所だったので、余り違和感が無かった。
のだが…、横に座っていた若奥様集団!
ベッドシーンの度に笑うな! 友達同士で観ている照れなんだろうけど、ムードがぶち壊わしだ!
この手の映画でバリバリ音立てて何か喰うな!
そして終映後の会話。
「あれ本当にやってたのかな?」
「そんな訳ないじゃん、腰の動き変だったでしょ?」
「前バリっていうの? 貼ってるのよね?」
「じゃないと入っちゃう?」
「あははは~!(一同)」

なんか、近頃は女性の方が露骨で下品なんだろうかと思ってしまった。
ねぇ、マナーを守りましょうって上映前にアナウンスあったよね?
うぅ~ん、作品より客の印象が強く残ってしまって悲しいよ~… (ToT)
| 鑑賞 | 23:54 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
⇒ 小林夏樹 (02/04)
⇒ 神村武幸 (01/29)
⇒ 木内育江 (01/29)
⇒ かとう (01/29)
⇒ 江上真悟 (01/29)
⇒ もうちゃんママ (01/29)
⇒ あーる (06/08)
⇒ ひま母 (04/01)
⇒ 9600クラブ (03/26)
⇒ WorldVentures (03/25)