本読みのトラウマ
どの作品もある訳ではないが、作品によっては、クランクイン前にキャスト・スタッフが一堂に会して、儀式的に台本の読み合わせをする。
実は僕はいつ頃からか、本読みになると便意を催す癖がついてしまっている。
嘗て、NHKの大作ドラマでの顔合わせで自己紹介を待っている間に催して来たのだが、総勢100人を超えようかという人数の挨拶を待つのは堪え難く、その後に始まった、監督の説明がこれまたとても長くて、顔面蒼白になり、気を失いかけた事がある。別に自己紹介や本読みの状況に緊張している訳でもないと思うのだが、必ずと言っていいほど、催すようになってしまっている。おそらく朝とか午後イチとか、食後まもなくの時間に始まるパターンが多いからだと思える。
今日の場合は、自宅を出ようとした瞬間に来て、トイレに駆け込んだ。
現場で苦しむぐらいなら、人を待たせる方がいいとさえ思ってしまった。
まぁ、幸い遅刻にはならなかったけどね…

今回は本読みの後に、脚本家先生からのダメ出しがあった。これはとても珍しいケースだが、脚本家が言葉を選んで書いたセリフのニュアンスを理解する為と考えると有効的な事に思える。もしかしたら、これが本来の本読みの在り方だったのかな? 脚本家って、現場にずっと付いている事はないからね…
それにしても自分の出演ページを待ちながら、若者らを前にして誰よりもダメ出しが多かったらどうしようかとドキドキだったよ。さすがにお腹もちゃんと緊張してたようで…

帰り道、ジーンズの修理に代官山の行きつけのショップを訪ねるとセール中だった…

買物するつもりじゃなかったのに、写真の少年が素敵で同じパンツを買ってしまった…


| 仕事 | 23:59 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑
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