ビクトル・エリセ監督の言葉にハゲまされた日
『311~映画監督62人が見つめた大震災~ 』を観た。
なら国際映画祭と仙台短篇映画祭に集められた3分11秒の作品群のドキュメント。
映画祭の背景や制作過程が見えて、それぞれの作品も伝わりやすく感じられた。
僕も仙台短篇映画祭の『311 明日』に
「蝶蜻蛉は虹の夢を見る」を出品しているのだけれど、
番組で紹介された作家たちの真摯な姿勢を見て、
そこに自分が名を連ねている事に恐縮してしまった。
番組で僕の作品が紹介される事はなかったけど、
それでも最後のクレジットに名前と作品名を見て嬉しなってた。
62人のひとりとして認めて貰えた気がして…
そんな僕の作品は今週末 10月29日(土) に茅野市で開かれる、
第14回 小津安二郎記念 蓼科映画祭 で特別上映される事になりました!
昨年、長野朝日放送で制作した「die dream believer」も奇跡の同時上映です!
短編映画コンクール授賞式の後に上映となります。
僕も当日はトークゲストで出席させて頂きます。
お近くの方、観て頂けたら幸いです。

『3.11 A Sense of Home Films』に出品し、来日していた ビクトル・エリセ監督が、
番組の最後で語っていた言葉に励まされて、メモってしまった。
映画とは冒険です。
大事なのは意志を持つ事。
何かをしようとする意志です。
小石を投げると波が広がります。
その最初の行動が大事なんです。
石(意志)を投げなければ、水は動きません。
まず誰かが石を投げる事。
そうすれば、その波は自ずと多くの人に届いてゆくのです。
つまり映画は皆のものなんです。
映画を作る事は冒険だと思います。
そして冒険の条件は、荷物を軽くする事。
まだ見ぬ世界の扉を開く為に
恐れず、冒険に乗り出して行こうじゃありませんか。
ビクトル・エリセ




| 鑑賞 | 17:34 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑
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