撮影現場日常風景

これは検尿のカップが並んでいるのではありません。
撮影現場では名前入りの紙コップがよく並んでいます。
この日一日の皆さんのマイカップなのです。
昔は一杯飲んでは捨てられていましたが、いつ頃からかこんな習慣が出来ました。
中国のようにマイカップを持ち歩く程ではありませんが、
少しでも資源を大事にしようという誰かが始めた無言の心配りが現場に反映されています。
時にはこれが洗濯ハンガーに洗濯物のように逆さまに吊るされている事もあります。
これなら埃も入らず、残った水分も落とせて、カップもふやけずに更に長持ちさせられます。
現実的に考えても、マイカップを作る事で少しでも経費を節約出来ますね。
むしろエコ的発想というよりも、低予算の現場の経験から培われた知恵なのかもしれません。
日本の撮影現場は貧乏臭いでしょうか?
海外スタッフとの混合チームの現場の経験から見て、
やっぱり日本人スタッフが一番優れていると共演の加瀬亮くんらと意見が一致しました。
きっとローコスト・ハイパフォーマンスな仕事っぷりが鍛えられているんでしょう。
それは他の企業、産業界でも共通して言えてるんだろうね。
無駄が無い…、それは良い事とは言え、つまらない一面も抱えているのかもしれないけど…。
こんな勤勉な人々の足元を見る輩さえ居なければ、もっと皆が幸せになれるのにな~。

夕食の弁当はスタンドイン用のマネキン少年君が迎えてくれました。
制作部さんのこんな小粋な心配りが心を和ませてくれます。
制作部は撮影現場の母親役なんだよね。
昔、先輩から聞いた言葉の受け売りですが…


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