先週末から音楽LIVE3本と演劇1本を連日で観てた。
震災以来、こういう場所に余り足を運べてなかったから新鮮な気分だったな。
ジルバ ワンマンライヴ『東京場末ギャラリー Vol.4』。
先月、佐渡島で撮影した映画『佐渡テンペスト』で共演したんだ。
「腐るんじゃねぇぞ、東京!」オープニングでそう叫んだ、ボーカルの逸見君の言葉が染みた。
MCを殆ど入れず、寡黙に演奏していた彼ら。
混沌としてる時こそ、こういう硬派なROCKはイイ!
国や社会に疑問を感じながら聴いてた20代を思い出した。
そして逸見君の目が幼なじみの友人を思い出させるんだ。
幼なじみと言えば、次の日に観たのは昔のバンド仲間が出たステージだった。
彼の同僚がやっている
Peace Pipe というバンドのライヴへのゲスト出演。
25年振りの東京で初めてのステージだったそうだ。
メタボな腹に久し振りのギターはポジションの違和感があったそうな。
僕とバンドをやっていたという、ヤツが語って来た逸話を
これでウソじゃなかったと証明出来たんだよな。
こんな時だから決意した彼のアクションかと思ったのは買被りだったようだ。

そして、
bonobos 東名阪ライブツアー『東海道三次 vol.4』。
彼らもまた、今まで以上にひたむきさを見せてくれた気がした。
今回は甥や姪も観に来てくれたんだ。って、どちら側?
時事ネタには敢えて言葉を控えていた蔡くんだけど、
アンコールで独りで弾き語りで歌った曲は、
被災者に捧げたものだって事は言われなくても分かったよ。
昨日観た舞台、
山田ジャパン⑧『いいえ、ヴィンテージです。』も然り。
深読みかもしれないけど、今を感じて書かれた脚本だって気がした。
だからこそビビッドで、そして楽しめたんだ。
あの日を境に演じる側も観る側も何かが違うんじゃないかな?
今の日本の状況に多くの表現者も観客も臆病になりがちだ。
でもそれを恐れない姿はやっぱり勇ましい。
こんな時こそ、時代を吸収して、自分らしさを吐き出す時だと思う。
自分も仕事を見つめ直さなきゃと思う…
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