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田中要次ブログ -BoBA BLoG-

田中要次 (BoBA) の日記ブログ

2009年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年04月

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田中要次は二度死ぬ

DSCF4428.jpg

『RESCUE~特別高度救助隊』Mission8 を御視聴して下さった皆様より、
たくさんの暖かいメッセージを頂きまして、誠にありがとうございます。
残念ながら、ハチさんこと五十嵐八郎は殉職してしまいましたね。
写真は五十嵐が待機室で皆から花束を渡された時に、ホワイトボードに書かれていたもの。
役者が書いたのか、美術スタッフが誰かのつもりになって書いたのか、
本編では映っていませんでしたが、細部に渡る五十嵐への愛を感じてました。
どうやら五十嵐は猪木の真似やギターの弾き語りが得意だったのかな?

DSCF4131.jpg

SR待機室はとてもお洒落にレイアウトされていて、見事なもんでした。
本物のSR隊員の方々がそんな馬鹿なとヒガんでしまいそうです。
あのギターがまさか、五十嵐の私物だったとはねぇ~

第8話、我ながら自分も涙しながら観てました。
台本を読んだ瞬間から、号泣してしまっていた僕は、
果たして、泣き過ぎずにセリフが言えるのだろうかという逆の不安の域にいました。
死を覚悟してから、あれだけの時間を語る事なんて滅多にありません。
実は司令センターの撮影がトンネルのシーンの撮影より先だったので、
司令センターの出演者向けに、リハーサルのつもりで声を録ったのですが、
何度テイクを重ねても、涙が溢れてしまっておりました。
僕の場合、涙が早過ぎて、テスト段階から漏れてしまう事が多く、
まだ必要でもないところで、すでに目を赤くしてしまっていたり、
肝心な本番では、鼻声になってしまっていたりしてました。
最後の家族へのメッセージのシーンは敢えて、
父として子供たちに涙は見せない、それを基本としました。
それでも本音が漏れて堪え切れなくなってしまう…、
その微妙な感情表現がとても難しかった。
ところが現場で深夜に3時間も土砂の中で冷えきってしまっていたせいもあったのか、
終盤になるにつれ、心と体が分離してしまったような感覚になってしまい、
自分自身が的確に演じられているのかどうか、分からなくなっていたのです。
あれっきり、僕の涙は何処かに消えてしまったのではないか?
数日間、そんな不安にさえ陥ってしまってました。

でも放送で、仲間たちが五十嵐を助けようとして必死になってる姿を観ながら、
すぐにまた、僕の涙は蘇らされたのでした。
そして、こういったドラマのシーンの一つ一つが、
キャストとスタッフが助け合って成り立っているのだと、改めて実感したのです。
我ながら、これほど感情移入して観させて頂いたドラマは他にありません。
自分の演じた役の死に際と死後の時間が、これほど長く表現される事なんて、
役者人生至上で初めての事。いや、実人生としてもですよね?

僕が、いや五十嵐が逝ってからの葬儀に至るシーンは不思議な気分でした。
まるで自分の死後に、あの世に逝く前に、この世の様子を見ているような感覚だった。
もうすでに、自分が一度死んだような気さえしてきました。
こんな立派な葬儀はもう二度とやって貰えないんじゃないだろうか?

僕の殉職の件で、徳永班は理不尽にも解散になってしまいました。
最終回で僕は何もする事が出来ないけど、皆さんと一緒に見守りましょう!


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| 「RESCUE」 | 02:39 | comments:42 | trackbacks:0 | TOP↑

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