私の中の兄ちゃんねる「潔癖」
「う~ん…」
「どうした?」
「このあいだ筧くんが話してた炊飯ジャーの惨事の事なんだけど…」
「何だったっけ?」
「ジャーの中の御飯に水掛けて地方ロケに行って、
2週間後に帰って来たら、その中に何故か真っ白いクモがいたって話」
「あぁ~、不思議な事だよね。で、それがどうしたのさ?」
「それでもう、その釜を使う気になれなくなったって言ってたじゃん?」
「なるほど…、勿体ないねぇ~」
「カビならまだしも、クモくらいだったら、ちゃんと洗えば平気だろうって話したんだけど…」
「そうだなぁ~」
「でも、その話を聞いてた人たちは筧くんに同意してた」
「彼が監督だから話を合わせてたんじゃじゃないか?」
「みんな意外と潔癖症なのかな?」
「う~ん…」
「虫が這った物はもう口に付ける事には使いたくないもんかな?」
「ゴキブリやカマドウマはグロくて嫌かも~」
「でも蜂の子やイナゴを料理する人だっているじゃない?」
「そうだなぁ…」
「真っ白いクモだよ? 清潔的な色じゃないか?」
「…こんなのはどうだろう?」
「え?どんなの?」
「自分の最愛の女が見知らぬ男にヤられてしまった事を知ったとする…」
「え、え~っ!?」
「その彼女とチュー出来る? SEX出来る?」
「あ、お、や~…」
「どうなのよ」
「大袈裟な例え方するよなぁ~」
「ちゃんと洗えば平気?」
「ん~…、彼女の気持ちが揺らいでしまって無ければ…」
「理性的に考えようとしてないか?」
「複雑だけど…」
「相手が実は本当の正体が8本足の真っ白い宇宙人だったりしたら?」
「え~っ!?」
「どうする~?」
「話が飛躍し過ぎてるよ~」
「おまけにそいつの種を体内に入れられてたりなんかして…」
「もうイイよ~」
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「どうした?」
「このあいだ筧くんが話してた炊飯ジャーの惨事の事なんだけど…」
「何だったっけ?」
「ジャーの中の御飯に水掛けて地方ロケに行って、
2週間後に帰って来たら、その中に何故か真っ白いクモがいたって話」
「あぁ~、不思議な事だよね。で、それがどうしたのさ?」
「それでもう、その釜を使う気になれなくなったって言ってたじゃん?」
「なるほど…、勿体ないねぇ~」
「カビならまだしも、クモくらいだったら、ちゃんと洗えば平気だろうって話したんだけど…」
「そうだなぁ~」
「でも、その話を聞いてた人たちは筧くんに同意してた」
「彼が監督だから話を合わせてたんじゃじゃないか?」
「みんな意外と潔癖症なのかな?」
「う~ん…」
「虫が這った物はもう口に付ける事には使いたくないもんかな?」
「ゴキブリやカマドウマはグロくて嫌かも~」
「でも蜂の子やイナゴを料理する人だっているじゃない?」
「そうだなぁ…」
「真っ白いクモだよ? 清潔的な色じゃないか?」
「…こんなのはどうだろう?」
「え?どんなの?」
「自分の最愛の女が見知らぬ男にヤられてしまった事を知ったとする…」
「え、え~っ!?」
「その彼女とチュー出来る? SEX出来る?」
「あ、お、や~…」
「どうなのよ」
「大袈裟な例え方するよなぁ~」
「ちゃんと洗えば平気?」
「ん~…、彼女の気持ちが揺らいでしまって無ければ…」
「理性的に考えようとしてないか?」
「複雑だけど…」
「相手が実は本当の正体が8本足の真っ白い宇宙人だったりしたら?」
「え~っ!?」
「どうする~?」
「話が飛躍し過ぎてるよ~」
「おまけにそいつの種を体内に入れられてたりなんかして…」
「もうイイよ~」


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