なわばり争い
白馬へ移動の為、新宿に向かう小田急線の中での事。
「すみません、あっち向いてやって貰えませんか?」
と繰り返す必死な声が…。
見ると座席に座ってる女性が、その脇で化粧をしている女性にそれを訴えていた。
「何でだよ!」
「あなたのその粉が飛んでくるんです」
「…うるせぇょ」
「降りろとは言いません、向こう向いてやって頂ければいいんです」
「なんだと!」
「お願いします!」
暫く言い合って、二人は周りの空気を気にしてか、無言になった。
注意をされた女は化粧をやり続け、接続駅で降りて行った。
どちらかが不愉快な場所を離れさえすれば済んだのに
相手が気に入らないばかりに今あるテリトリーを守ろうと言い合ってしまう。
生き物としての本能なんだろうか?
これって戦争にも繋がっている原理だな。
なんだか皆、機嫌が悪いぞ!
停車駅の手前で運転手がホームの客に警告音を鳴らし続け、居心地の悪いブレーキを掛けた。
神様! お願いだから、僕を無事に白馬まで連れてって!
「すみません、あっち向いてやって貰えませんか?」
と繰り返す必死な声が…。
見ると座席に座ってる女性が、その脇で化粧をしている女性にそれを訴えていた。
「何でだよ!」
「あなたのその粉が飛んでくるんです」
「…うるせぇょ」
「降りろとは言いません、向こう向いてやって頂ければいいんです」
「なんだと!」
「お願いします!」
暫く言い合って、二人は周りの空気を気にしてか、無言になった。
注意をされた女は化粧をやり続け、接続駅で降りて行った。
どちらかが不愉快な場所を離れさえすれば済んだのに
相手が気に入らないばかりに今あるテリトリーを守ろうと言い合ってしまう。
生き物としての本能なんだろうか?
これって戦争にも繋がっている原理だな。
なんだか皆、機嫌が悪いぞ!
停車駅の手前で運転手がホームの客に警告音を鳴らし続け、居心地の悪いブレーキを掛けた。
神様! お願いだから、僕を無事に白馬まで連れてって!
| 日記 | 23:06 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
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