2008.06.29 Sun
故郷知新@アスナロ 玉井

『匠の国 ジパング』特別編のロケで僕の故郷の木曽に滞在してたんだ。
2日目の夜、夕食はお好み焼の「アスナロ」という店を予約してるという。
おいおい、関西でもない木曽に来て、お好み焼き屋を選ぶって一体…?
何故にその店を選んだのか、プロデューサーに聞いてみたら、
「お好み焼きとラーメンが両方ある店って、何だか珍しかったからさ〜」
そ、それって、単純に珍しいもの見たさですかい?

でも結果、この店を選んだ上条プロデューサーを僕は感謝する事になった。
この店を木曽に開いて半世紀近くになるという玉井よしゑさん、
こう見えて、なんと92歳だというではないか。
背筋もまだピンと伸びており、料理の手さばきもしっかりしている。
よしゑさん曰く、中央線沿いで一番最初に出来たお好み焼き屋らしい。
長年変わらぬ、材料、調味料へのこだわりの味がまたイイね。
なんだか懐かしき良き昭和の頃に引き戻される味だよ。
僕は小学生の時に、姉にこの店に連れて来て貰った事がある。
お好み焼き屋の勝手を知らなかった僕は、
テーブルに仕込まれていた鉄板に手を乗せて、
火傷をしてしまった覚えがあるから忘れもしない。
でも、この店の記憶はそれきりだった。
その後、高校時代にバンド仲間と一度来たような気もするぐらいで、
僕の中では、木曽の想い出やお勧めのリストには入っていなかった。
それに他所から来た人に僕がお好み焼き屋を勧める筈もなかった。
こんなセレクトは、この店の事をよく知っているか、
木曽に対する思い入れが無い人でなければ、選びはしないだろう。
何よりもこのお店の魅力はよしゑさん自身だ。
この人、若い時はきっと美人さんだったんだろうなぁ〜と思ったんだ。
そしたら、手伝いに来てたよしゑさんの友人の方が、
店の奥の部屋に飾られてた当時の写真を見せてくれたんだ。

想像を超える美女じゃないですかっ!
70年以上前の写真だという。
戦前の写真というのも信じられないよ。
神戸に生まれ育ち、東京で暮らしてた時代もあったみたいなんだけど、
昭和36年に亡き旦那さんの生まれ故郷、旧木曽福島町に来て、この店を開いたんだとか。
「木曽は寒い。神戸に帰りたいって何度も思った、でも帰る所がもう無いのよ〜」
と笑いながら言うよしゑさんにグッと来ちゃった。
どうして木曽の男と結婚したの?と聞くと、
「あの人には命を助けられたからね…」
とだけ言って、多くを語りたがらないところにまたグッと来ちゃった。
「芸能界は恐いところでしょ?」
「え?もしかして、昔関わってたの?」
「ううん (否定)」
「本当にぃ?」
「私は人前で転んだりするのが下手だったから、向いてなかった…」
「(演技)やった事あるみたいな発言になってるよ」
「あははは… 」
僕はよしゑさんのこれまでの人生がとても知りたくなった。
勝手ながら、とてもドラマチックな想像をしてしまってる。
今回の番組でも、この店を紹介するべきだったんじゃないかと皆が後悔してた。
よしゑさんの話の続きをいつかまた聞きに来たいね。
だから、まだまだ元気でやってて下さいな。
『女将(おかみ)の国 ジパング』って、新番組はどうよ。
それも地元育ちの女将は当たり前だから、
他所から来て、その地に住み着いた女将がターゲット。
いろんな訳ありヒストリーが聞き出せそうじゃないかい?
オイラは少なくとも3人は知ってるぜぇ〜
それよりなんだいっ! "木曽 お好み焼き"で検索しても、
googleの情報以外、各グルメサイトの情報が全くの未登録とはどういう事でぇ!
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| グルメ | 23:58 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑












「あの、このお店の看板メニューは何ですか?」
「塩ともぐらつけ麺です」
「じゃあ、その二つ下さい」
「5人だけど空いてる?」
「おぉ、俺たちだけで満席じゃん、狭い店だなぁ、ワハハ〜!!」
「何だと? 餃子が無い?」
「ラーメン屋のくせに餃子が無いだと!?」
「これが『HERO』のマスターだったら、そうは言わないよ!」
「ほら〜、その方がカッコいいんじゃないの?」
「なにぃ〜っ!? ここは酒も置いてないのかよっ!!」
「チッ!(タバコに火を付ける)」
「帰る!!」























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