先日の帰郷の帰り道の事…
姉のいる義兄宅に寄り、21時半過ぎに出発。
ところで、高速道路の深夜割引って、22時過ぎに入らなきゃダメなのかな?
走行中に割引時間になるのは効かないのかな?
などという疑問を抱きつつ、伊那ICを目指していた。
権兵衛トンネルを抜けたあたりで妻に電話を入れようとしたのだが、
車のハンズフリー機能がケータイを認識してない。
もしや、義兄宅に忘れた?
10年前なら、後で送って貰えばいいかという物だったが、
今やケータイが繋がらなければ行方不明騒ぎになり兼ねない。
車をUターンさせて、峠を戻るしかなかった。
とにかく電話を入れて、有無の確認をしなければ。
と、走りながら公衆電話を探すのだが、電話ボックスが見当たらない。
ケータイが主流になった現代、電話ボックスは影を消そうとしているようだ。
でも、こんな時には電話ボックスが無いと困るんですぅ〜
10分ほど走ってようやく見つけたコンビニ。
僕が暮らしてた頃には木曽谷にコンビニなど一件も無かったんだけど、
いやぁ〜、コンビニがあってよかった〜
あ、あれ? 普通、入口あたりにありませんでしたっけ?
店内に入って、店員さんに尋ねてみたが、今は公衆電話は無いと言う。
なんという事だ、ど、どうしよう〜レジの前で狼狽える僕に店員さんが店の電話を貸してくれた。
取り合えず自分のケータイを鳴らしてみるが、誰も取ってはくれない。
しかし、さすがに姉や義兄の携帯番号まで暗記はしていない。
仕方がなく、家の電話を鳴らす事にした。
義兄宅は牛乳配達を営んでいるので、就寝時間も早い。
とても気が引けたのだが、まだ眠ってない事を祈るしかなかった。
そして、二度目の送信でようやく姉が出てくれた。
「ゴメン、もしや俺、電話忘れてない?」
「え? 何も無かったと…」
「じゃ、座布団あたりに…」
「あ〜、あった!」
「ゴメン、取りに戻っていいかい?」
往復30km、40分ぼどのロスタイム。
中央道の深夜割引は間違いなく適用時間内になった。
それどころか、走行中に0時をまたげば50%割引になるのを知る事になった。
ところが深夜1時過ぎ、料金所で半額の表示を見た喜びと感動は、
高井戸出口を降りてから、つかの間の至福に終わってしまった。
出口で待ち伏せしていた国家権力にまたしてもカツアゲされてしまったのだった。
その上、連れ込まれた車内で飲んでもいないのに酒臭いと言われ、
「口が臭いだけだ! 疑うんなら調べて下さいよ!」とキレてしまっていたのだった。
結局、2,500円の得は、その5倍の損に変わってしまった…
あの時、電話を忘れていなかったら…
確かに、運命は自分次第で幾らでも変わるものなのだ。
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